その際に考えさせられたことがある。
ワインの販売はなかなか難しい。特に自分のような中途半端な人間を相手に
販売するのはなかなか難しいと思った。
接客して下さった方は雰囲気もよく、歯に衣着せない話方が特徴の好印象な方で、
接客自体には全く不満はなかった。
そのお店では、グラスで販売するだけでなく、ケースでの販売もやっていた。
かなり値が張るカルトワインと呼ばれる類のワインをボトルで勧めて頂いた。
かなり推しが強かったけど、むしろそれは好印象。
気になったのは、製造法、地質、ぶどうが栽培された場所の気候の特徴など
についての情報が少なかったこと。
無理もないことで、これらの情報は少なくともJSAのあまり試験には出ないし、
ソムリエさんから重要視されているわけでもないと思う。
そんなこと気にする消費者がごく少数だろうし。
ただ、WSET派の自分としては、それらの情報がないワインに大金を払うことに
違和感を覚えてしまった。
WSETでは、作り方や作られる環境、それらの様々な要因が最終製品であるワインに
どのような影響を与えるのか、について深く掘り下げて考える必要がある。
個人的には、収穫時期、補酸の有無、清澄の方法、樽内発酵の有無など
いろいろなことが知りたかった。高価であるならなおさら。
全部知っとけ!というわけではないのだけど、そのワインの身元が伝わる程度の
情報は欲しかった。
ソムリエさんの悪口を言いたいわけでは全くない。むしろ勉強になった。
逆に私の考え方はソムリエさん、ひいては彼らのアドバイスを受けて
現に買って行かれている消費者の考え方からはかけ離れているのだと気付いた。
どうでも良いことを長々と、、、
最後までご覧いただき有難うございました。
今後はもっと有益なことを呟こう!
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