2017年3月4日土曜日

プロセッコとスパークリングワインの市場規模について

【プロセッコの名称に関するヒエラルキーについて】
情報元:リンク①
こんなにあるのか、と言う感がありますよね。


【スパークリングワインの販売量について】
情報元:リンク②

スパークリングワイン全体の販売量
 12016年:221.3m 9l cases = 1,991.7 ml 
 22020年:240.4m 9l cases = 2,163.6 ml
※この期間の成長率は約8.6%

プロセッコの販売量
 12016年:25.2m 9l cases = 226.8 ml
 同年の全体量に対して11%
 22020年:34.4 m 9l cases = 309.6 ml
同年の全体量に対して14%

市場の大部分は欧州域内に限られる2016年時点では80%、
2020年でも76%は欧州内で消費される。


【プロセッコの主な市場について】
イタリアでの販売量
12016年:9.450 m 9l cases
 同年のプロセッコの市場全体に対して38
22020年:12.657 m 9l cases
 37

イギリスでの販売量:
12016年: 5.495 m 9l cases
 同年のプロセッコの市場全体に対して22
22020年:8.285 m 9l cases
24


【プロセッコのに関する一日本人として考察】
・国際市場での日本の存在感はほぼ皆無。
10位以下の国の市場シェアは2016年時点で約8.4%2020年においては約7.8
そもそもプロセッコの市場自体が欧州域内に偏っている。
・イタリアの輸出者から見れば、近場の欧州域内に巨大な市場シェアがあるなか、
遠方に運んで販売するとような魅力は乏しいか?
・国内への輸入量は少ないため、バルクでの輸入数量も少ないと思われる。
輸送コストが単価に占める割合は高くなると予想される。


【ワイン市場全体で考えた場合の分析】
●2016年時点での世界のワイン生産量:259mhl
同年のスパークリングワインの販売量:19.91mhl(含シャンパーニュ)
 →データの種類が異なるので単純に比較はできないがけど、
概ね1割弱かと思われる。

中国のスパークリングワインの市場規模
 12016年:1.53m cases
 世界のスパークリングワイン市場規模に対して0.6%
 22020年:2.2m cases
0.9%
中国も、今後の成長次第だけど、2020年になっても極端に魅力的な
市場にはならない。

分析少ない。。。


Reference
  1. "The world of Prosecco", Consorzio TUTELA DEL VINO CONEGLIANO VALDOBBIADENE PROSECCO, http://www.prosecco.it/en/prosecco-superiore-docg/# (201734日)
  2. Patrick. S, "Prosecco 'Takes over from discounted Champagne', 2017, "https://www.thedrinksbusiness.com/2017/03/prosecco-takes-over-from-discounted-champagne/201734日)

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