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2020年2月3日月曜日

The Graduation Ceremony of WSET Diploma in Wines and Spirits.

I attended to the graduation ceremony of WSET Diploma in Wines and Spirits, which was much awaited after I had got the final result of Unit 1 case study in last August. I finally decided to attend to it after thinking over matters of my peers in Osaka whose passions and supports are indispensable for my achievement. Even though I felt a bit of vacuum in my heart with them all absent, it was a tremendously big moment in my wine experience to join the graduation ceremony. The following is about the information that I got there and what I felt through the experience there.

Before mentioning my personal idea about things such as whether it is worth for some thousands of dollars which may be spent to go there from Japan,  the following is a quick overview of the alumni of WSET Diploma who are spread around the world. 

【Overview of Diploma holders】
According to the data provided,
 ● More than 14,000 people now hold the qualification of WSET Diploma in Wines and Spirits.
 ● The total number of graduates who passed the exams in fiscal 2018/2019 is 667 including ten from a Japanese approved programme provider(APP).
(Personally I was in seventh heaven when I heard some people from Osaka have got the green light for the certification this year!)
 ●Personal comments
The great advantage of achieving Diploma is that it gives access to the reputable circle of DipWSETs who are covering ever-expanding parts in the world. A bit of how&when the advantage works is explained later. In the academic year of 2018-2019, no fewer than 17 countries and regions produced holders of the qualification, revealing the scale of impact the graduates hold in the worldwide markets.

Hereafter let me mention some personal reviews about attending to the graduation ceremony. Although it takes some time before my mind is made, joining the graduation was definitely an amazing experience. Just being permitted as a gurest to such a place of historical importance was a precious thing that I dreamed about. Exchanging views on the wine industry is another precious thing concerning the competence of the attendees. It is also the best opportunity to not only communicate but also to build a network with people with deep insights and talents. Apparently giving graduates a chance to interact with each other was something that was put an significant importance by the host. 

After spending one of the most intellectual dinners with some graduates at the night, I visited wineries in Alsace and Baden regions. A guide who helped me with great skills of organization, time management, intimate connection with local producers was also qualified as DipWSET. I was surprised as I noticed how the network of the alumni may work for the benefit of each one in the circle immediately after the graduation ceremony.. 

With sincere appreciation toward all the supports and kindness that I have received (from the producers, guide and even taxi-driver, hotel manager...etc), I will write some articles about them later on. Anyway, I believe achieving the qualification and traveling with the understanding of wines that one would acquire through the process are truly unforgettable and remarkable.


2020年1月28日火曜日

WSET Diploma in Wines and Spirits の卒業式について

先日、ロンドンにて行われたWSET Diploma in Wines and Spirits の卒業式に出席しました。

当初は勉強仲間の都合との兼ね合いのため出席しないつもりでしたが、いろいろ考えて出席することにしました。

結果的に言えばその判断は正しかったと思います。

今回はWSET Diploma in Wines and Spirits の卒業式に参加した際の感想について書きます。

その前に少しだけWSET Diplomaについても書いておきます。

【Diploma保有者(DipWSET)について】
卒業式で配られた資料によると、
 ● WSET Diploma in Wines and Spirits の資格保有者は現在10,400人以上
 ● 2018-2019年の合格者は世界全体で665人。そのうち日本からは10人
 今年はさらに一緒に勉強してきた大阪の仲間も加わる事が確実になっています。
(何故かむしろこの事の方が嬉しい)
●備考
 DipWSETの教育方針が優れている事もさる事ながら、巨大な卒業生同士のネットワークがあることもこの資格の大きな魅力です。
2018-2019年には17の国と地域から卒業生が誕生しており、この資格の世界全体への影響力がうかがえます。


感想ですが、やはり卒業式は素晴らしいものです。
伝統ある式典会場の雰囲気や世界中の同期から得られる刺激を感じたり、ワイン業界を取り巻くダイナミズムに触れるなど様々な得難い体験が待っています。

さらに卒業生同士のネットワーキングのためには絶好の機会です。
卒業式ではことさらこのネットワークについて言及されます。たとえば「卒業=Diploma保有者の大きな家族の一員になることだ」といった文句が頻繁に語られました。WSETは卒業生通しの相互協力に重きを置いているように感じます。

ちなみに私はロンドンで卒業式に参加した後にアルザスとバーデンの生産者を巡りました。
そのときバーデンで活躍してくれた通訳兼ガイドもDipWSET保有者でした。
これ以上なくらい充実した旅になっただけでなく、この資格のメリットを感じることができました。

個別の生産者は道中で思ったことについては別途個別に書きます。

もしWSET Diplomaを目指している方がいらっしゃれば、是非目標を達成して旅してみて頂きたいです。素晴らしいことだと思います。





2019年11月11日月曜日

[Eng] Transparenza 2018, Pinot Blanc, Punto Zero, Vicenza Veneto Italy

Appearance
It is pale yellow with a slightly greenish hue.  No signs of bubbles occuring on the surface of glass.

Aroma
It is modest in intensity evoking a rather gentle sensation.
Aromas firstly caught are oveall delicate in nature and include green apple, freshly cut herbs(especially those without assertiveness and pungency such as sweet balm and thyme). Seemingly made predominantly from a flavour-neutral variety. No signs suggest heavy use of either fermentation/maturation with oak or Malo-lactic conversion both of which complement the aromatic neutrality.

Flavour
It is a delicate wine. It has a a fair level of acidity which might be taken a bit stronger in relative to other structural components. The acid sensation enhances the freshness of the wine. It has a slightly low level of alcohol. Very dry suggesting a low amount of residual sugar. 
Low in body possibly due to the interplay of the delicate flavour, low alcohol and relatively higher acidity. Not a disadvantage of the wine.
Lean and slim with flavours of delicacy and elegance. A gentle sensation of green apple, muscat and fresh herbs appears first. Following is subtle savoryness and delicate salinity.

Recommendation
This might a good option for those who seek gentleness and delicate flavour. Especially good for those fed up with tiring wines with so-called fruit bomb or overt oakiness. No aroma/flavour components stand apart giving the impression that it is well-crafted with all under the producer’s control. The name “Transparenza” Italian for “transparency” alludes to his/her intention.
Not recommended for those looking for extravagant richness/weight of ripe fruit.

I think it pairs well with some kinds of sushi(especially those of white fleshed fish). Salt-grilled Ayu seasonsed with Sudachi lime is another possible partner for marriage. Pairing with heavily flavoured dishes most likely make it hard to appreciate the gentleness and delicacy of the wine..

Considering the gentle flavour, this wine might not be positively evaluated by especially those looking for distinctive characters of a variety used or a typicity unique to a production region. Seemingly good for occasions where solace is needed to help one come out of depression.


【Reference】
Trasparenza, Punto Zero [online] Available at https://www.puntozerowine.it/
(Accessed on 6/11/2019)

2019年11月6日水曜日

Transparenza 2018, Pinot Blanc, Punto Zero, Vicenza Veneto Italy

【外観】
淡い緑がかった黄色。透明に近い。グラスに泡がつく気配はない。

【香り】
強さとしては中程度。優しさが感じられる香り。
香りの要素はどれも繊細。青リンゴ、フレッシュハーブ(刺激性が少ないバームやタイム)。ニュートラルな品種であるように感じるが、そこに無理して樽やMLFでもって香りを補っている感じはしない。

【味わい】
繊細。酸は中程度もしくは少しだけ高く感じる。他の要素を比較すると相対的に強い。全体的にフレッシュな印象を強める。アルコール感はやや低い。残糖はほとんど感じられない。味わいの繊細さと低いアルコール感、相対的に高い酸が相まってボディ感は低く感じる(決して悪いわけではない)。
味わいの正確も繊細でまろやか。かつ余分なものがなく削ぎ落とされている。最初は丸みのある青リンゴ、マスカットやフレッシュハーブが前にでる。後になるとかすかに旨みや塩っけを感じられる。


【こういう人にお勧めです】
ワインを飲み尽くして少し優しさや繊細さを感じたい方にお勧めです。味わいも香りも行き過ぎた要素がなく、均衡がとれた綺麗な味わいです。
ワインにはやっぱり爆弾のような果実味を期待する、という方には是非試飲を見送って頂きたい。違う気分になった時にお願い致します。

個人的には寿司(特に白身魚)と一緒に頂いてみたい。合わせる料理の香りが強い場合だとこのワインの個性が感じ取れない可能性があると思います。

なかなか評価されにくいスタイルかもしれませんが、少し疲れた時や気分を落ち着かせたいタイミングには良いかと思います。
開けた後に時間が立つと様子が変わる可能性はあるかと思います。

【参考情報】
Trasparenza, Punto Zero [online] Available at https://www.puntozerowine.it/
(Accessed on 6/11/2019)


2019年10月17日木曜日

WSET Level 4に必要な英語力について

かなり前にWSET Level 3の取得のために必要な英語力について書きましたが、今回は特に Level 4 Diploma in Wine and Spiritについて書いてみます。

英語力はDiplomaを目指す方の多くが気になる点だと思います。
あくまで私個人の主観ですが、以下の様な力が必要だと感じます。


【Diploma取得に必要な英語力】
1. 栽培 / 醸造 / 保存 / 流通などの内容を読み解けるだけの読解力。

2. (最初は特に)日々遭遇する未知の英単語を習得できるだけの柔軟性のある記憶力

3. 積極的に書籍やインターネットを駆使して情報を入手し取捨選択するための総合的な運用力

4. 読み解いた内容を自分なりの言葉で論述するための文章構成力


さらに以下が身につくと合格は近いと思います。


5. あらゆるワインに関する英文を早く理解する、また早く要点をおさえる力

6. 試験問題の裏を読む力
(これについてはもはや英語の問題ではない部分もあると思います。)

特に6については試験に出題された問題を深く理解し、そこからWSETがどんな議論を求めているのかを想像する力が必要になります。

1については、仮にDiplomaの内容を全て網羅する日本語の情報源があれば必ずしも必要ではないかもしれません。インプットを全て日本語で行えば良いので。
ただしそういうものが存在したとしても一般人が入手できるようなものではないでしょう。


当たり前のことですが、Diplomaは英語の運用力を試す試験ではありません。

いかにワインの製造 / 流通 / 販売等における要点を押さえられるかが問われる試験です。

最初は難しいかとは思いますが、なるだけ早く5と6を意識して学習できる様になると良いと思います。


以下は私個人の経験を振り返った感想です。


【Diplomaを修了した後の感想】
1. JSAワインエキスパートのレベルの知識だけでは全く太刀打ちできない。

2. わからない事をわからないなりに調べて考えて、知識や考え方を深めていく姿勢が不可欠。

3. 英語に自信が無くかつ栽培や醸造の知識もない場合、最初にそれらの分野について日本語で書かれた本を読んだ方が良いかもしれません。
 (文系で通してきた場合は特にこの点は抜かりなく!)

4. いかに吸収した知識に基づき議論を組み立てられるか、がキモです。

5. 難易度が高いこともあり、修了できた時の達成感は強い?

6. (念のために申し上げるのですが)どんなに英語が得意でも、ワインを愛していなければ合格は難しいと思います。

※注意点:2019年からは試験内容・方式に変更点があるため、回答の際に求められるものは多少変わるかもしれません。




2019年9月18日水曜日

ワインに関する情報源についてー雑誌編ー

WSET Diplomaを修了できる見込みとなりました。

これまでの勉強法のまとめも兼ねて勉強してきた中で「使えるな」と思った情報源をいくつか挙げてみます。

今回はいわゆるワイン情報誌と呼ばれるものに絞ってご紹介します。

どの情報源が合うかは読み手によって異なると思います。

理解しやすく、かつ信頼性がある情報源を見つけて頂く一助になれば良いのですが…

今回はWSET Diplomaの対策用ですので、言語は全て英語となります。



【おすすめのワイン情報誌】
① Decanter
取り上げられる話題の幅が広く、かつどの記事もワインを熟知している人間によって書かれている気がします。
記事の特徴について言えば分析力と洞察力を感じられるものが多いです。
とくにJefford on MondayAnson on Thursdayのシリーズは非常に質が高いと思います。

② The Buyer
個人的には非常におすすめです。ただ私以外の人が勧められるのを聞いたことがない(汗
Decanterよりもトレード内部の人の意見に迫ることができる情報源です。
少し欧米の産地や市場に関する情報に集中している気がします。
MWの記事は特に貴重な情報源です。

北米系の産地に明るい情報誌です。もちろんそれ以外の産地についても詳しい記事はあります。
世界のレストランのランキングを発表しているので、世界規模でカッコいい粋な店を回りたい人には良いでしょう。

名前の通りワイン以外の記事も充実しています。
ワイン以外の飲み物全般を対象にリサーチする際には特におススメです。
業界のニュースをいち早く知れせてくれます。分析を交えて批評するというよりはスピード重視を重視したニュース記事に近いものが多いと思います。
もし蒸留酒を専門に勉強するのであれば The Spirits Businessも良いと思います。

蒸留酒(ラム、ジン、ウィスキー等)に非常に強い情報源です。
WSET Diploma in Wineから受験される方はひょっとすると使う必要はないかも知れません。
The Millionaires’s ClubWorld WhiskiesRum SupplementAnnual Brands Report等は無料で入手可能な唯一無二の情報源です。


ここまでが私が頻繁に参照した情報源です。
以下はこれからは特に重要になる可能性があるものです。


Decanterと同系列のようです。中国全土のワインの説明があることが強みです。
中国の生産地が与える影響力が大きくなるとより重要な情報源になると思います。


これらの他にも Jancis Robinson.comHarper は割と受験生から人気が高いのではないかと思います。
私はなぜかほとんど読みませんでした。
Jancis Robinson.com は登録すると Oxford Companion to Wine の電子版にアクセスできます。ウェブの記事も詳しいのでしょうが、これこそ雰囲気が合わなかったしか思えません。

逆に私が有料登録したのはDecanter Premiumです。世界のどの地域についてもバランス良く網羅されている気がしたためです。

The New York TimesThe Guardian などの新聞を基軸とした情報源はやはり記事が追加される頻度と情報の蓄積量で劣ります。
たまに「良いな」と思える記事はありますが、有料登録をするには(ワインに関しては)得られるものが少ないかもしれません。
ワインだけでなく英語の書き方も勉強したいという場合は、個人的には NYTをお勧めします。

ワイン情報誌以外にも有益な情報源はたくさんあります。
生産者協会のサイトや機関(OIV、INAO)…etc です。時間がない人には移動中にも聴けるポッドキャストも役にたつと思います。
それらについてはまた別の機会に書いてみます。

2019年7月24日水曜日

Clos des Fous Würm 2013

ごく個人的ではありますが、凄く良いワインを飲むことができたためそれについて書いてみます。

 チリで高品質ワインを生産している Clos de Fousという生産者がいます。

以前にもシャルドネとカベルネ・そーヴィニョンのワインを飲んだことがあり、レベルが高いメーカーだなと思っていました。

今回新たに飲んだワインはその生産者が手がけた Würm 2013 というものです。

美味しいか美味しくないかという次元を超えて、感覚に訴えるような優美さがあったようにすら感じました。

ごく私的ではありますが、忘備録も兼ねて書き記しておきます。

Würm というキュベに関する情報は少ないため、生産者情報についてが主となります。

【Clos des Fous】 
2008年に設立された新興のワイナリーです。

バランスと地域の個性を最大限に発揮するワインを製造することを重視しています。

チリの複数の地域にぶどうの木が育つのに限界とも言える場所を探し出し、そこで収穫されるぶどうから類い稀なワインを製造しています。

感慨も行わないことに重きを置いており、その点ではヨーロッパの銘醸地と同じです。

栽培地域は高度が1,000mを超える高地から海の冷涼な影響を受ける海岸地域まで非常に多彩です。

どの地域でも高品質なぶどうの栽培に最適と思われる場所を探し出し、最適な品種・クローンを植えることで明確な個性のあるワインを生み出しているようです。

シャルドネもこれがチリのワインかと思えるほど煌びやかですが、ピノ・ノワールやカベルネも誠に優秀です。

特に今回飲んだものは Würm 2013というキュベで、度肝を抜く品質のワインでした。

かつて新世界のワインに多かった行き過ぎたアルコール感や熟れきった果実味といった感は皆無で、酸味やタンニンののバランスが秀悦でした。

それだけでは単なる優秀なワインとなるかもしれませが、個人的にはそれ以上に魔法のような味わいの奥行きがあったようにさえ感じました。

飲んだ瞬間に香りが立ち、味わいも当然いいのですが、味覚どうこうではなく頭に直接訴えてくるような感覚を楽しめました。
(当然ですが、この部分はこれ以上ないくらい主観的です。)

【参考】
Clos des Fous. PEDROPARRACHILE. Available at https://pedroparrachile.wordpress.com/
Accessed on 24 July 2019.

Clos de Fous, The Wine Society. Available at https://www.thewinesociety.com/
Accessed on 24 July 2019.

Clos des Fous. Liberty wines. Available at https://www.libertywines.co.uk/
Accessed on 24 July 2019.