2017年11月19日日曜日

【テイスティング】都農ワイナリー シャルドネ Barrel Aged 2012

【外観】

濃いレモン色

粘性は高くない


【香り】

強さは中程度。赤いリンゴ、プラム、アプリコット、アカシア、クリーム、セージ

割と複雑な要素がある。ただ、淡い。乳製品の様な香りが微かにある。マロラクティックか?


【味わい】

やや強い酸味。アルコールはやや低い。特に品種の個性が感じられるものではない。おそらくアロマティックな品種ではない。全体的に淡い味わい。アルコールも低いため、酸が際立つ印象を受ける。


【考察】

色が濃い理由を推定できない。品種であればグリ系品種(この場合あり得るのは甲州)、醸造法であれば発酵前浸漬、長期の浸漬、熟成過程での意図的酸化)。もしくはぶどうの完熟度が高くても色が出ることはあるけど、度数が低いことを考慮すると、それはなさそう。

果実の凝縮感がなく、おそらく雨が多い地方で作られてる。


結論として、日本の甲州だと思っていた。吟醸香がないのは違和感がのこるところだった。

マロラクティックをしているシャルドネだということは考えるべきだった。

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