2017年11月19日日曜日

【テイスティング】Torreon de Paredes Cabernet Sauvignon 2016

【外観】

淡い赤(WSET用語ではない)。オレンジの要素はない。

粘性に特別な特徴なし。


【香り】

ビーマンの様な青さが違和感ない程度に確認できる。それでも全体の印象に悪影響を与えるレベルではない。青いリンゴ、柑橘系、いちご。さだまらすぎ。


【味わい】

酸味はやや強い。アルコール、ボディー、味わいの強さは中程度。ほのかな甘さもあるけど辛口として良いとの思う。

フレッシュなところが醍醐味なワイン。カベルネ品種から来ると思われる青さは新鮮さをなお強めていて、良し。粗がなく無難に良い。


【考察】

やや感じられるピーマンぽさカベルネ品種からくるものと思われる。色合いはロゼの中でも割としっかり赤が立っている部類。酸が高く温暖地域で作られたワインではなさそう。色合いが濃すぎる気はしたけど、ロゼ・ダンジュかと思った。

Rose d'AnjouCabernet d'Anjouを比較すると前者の方が残糖が少ない可能性がある。


【テクニカル】

度数:13

総酸量:4.17g/L

発酵:ステンレスタンク

気候:Cachapoal Valleyの高地にあるRengoという街の中心部で作られる。周辺の山に閉ざされていて他地域と比べ冷涼で乾燥している。アンデスの影響に晒される地域。

0 件のコメント:

コメントを投稿