【外観】
淡い赤(WSET用語ではない)。オレンジの要素はない。
粘性に特別な特徴なし。
【香り】
ビーマンの様な青さが違和感ない程度に確認できる。それでも全体の印象に悪影響を与えるレベルではない。青いリンゴ、柑橘系、いちご。さだまらすぎ。
【味わい】
酸味はやや強い。アルコール、ボディー、味わいの強さは中程度。ほのかな甘さもあるけど辛口として良いとの思う。
フレッシュなところが醍醐味なワイン。カベルネ品種から来ると思われる青さは新鮮さをなお強めていて、良し。粗がなく無難に良い。
【考察】
やや感じられるピーマンぽさカベルネ品種からくるものと思われる。色合いはロゼの中でも割としっかり赤が立っている部類。酸が高く温暖地域で作られたワインではなさそう。色合いが濃すぎる気はしたけど、ロゼ・ダンジュかと思った。
Rose d'AnjouとCabernet d'Anjouを比較すると前者の方が残糖が少ない可能性がある。
【テクニカル】
●度数:13%
●総酸量:4.17g/L
●発酵:ステンレスタンク
●気候:Cachapoal Valleyの高地にあるRengoという街の中心部で作られる。周辺の山に閉ざされていて他地域と比べ冷涼で乾燥している。アンデスの影響に晒される地域。
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