細かく言えば、生産地域の法規によっては若干は他の年の果汁が入っても良いケースがあります。今回はそれについては深く取り上げません。
シャンパーニュについてもヴィンテージという言葉が意味することは同じです。ただし、シャンパーニュに関しては特有の事情があり、若干意味合いが異なるケースがあります。
【ヴィンテージとノン・ヴィンテージ どちらが多数派なのか?】
もしお時間があれば、酒屋さんに置いてあるワインとシャンパーニュのラベルを観察してみて下さい。
おそらく、通常のワイン(スティルワイン)は収穫年の表記があるものが多いと思います。
一方でシャンパーニュはどうでしょうか?
おそらく違うかと思います。よっぽど高価格帯のお店でなければ、記載がないノン・ヴィンテージ(N.V))が多数派であるはずです。
ポートやマデイラ等の一部の酒精強化と似ているのですが、通常のスティルワインと比較するとシャンパーニュは単一の年に収穫されたぶどうからワインを作ることが難しいのです。
今日は短いですが、この辺で一度おしまいに致します。
シャンパーニュについては何度かに分けて、今後も書いてまいります。
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